いよいよ1週間後にせまった「愛子さましか勝たん!」、第2部でゲスト登壇される森暢平氏が『サンデー毎日』で連載している「社会学的皇室ウォッチング!」を読んでいるところ。
戦前戦後の皇族や華族にまつわる話が、すごくくわしく書かれていて、面白い。
戦後11宮家が皇籍離脱して~という基本的なことは知っていても、当時のマスコミが報じた内容はほとんど知らなかった。
家格だけで結婚相手を決められていた人々の苦悩や、その後に起きたスキャンダラスな出来事が、皇籍離脱後の手記などを通してすごく生々しく紹介されていて、へえ、そんなことがあったんだ!? と驚いている。
戦後に皇族を離脱した旧宮家の人々が、マスコミの取材に応じて、写真を撮らせていたり、庶民的な生活を送っているとアピールしたりしている様子を知れたのも良かった。
取材する側は、「宮様が自分たちと同じ平民になった」ということを面白おかしく書き立てたいという目的もあったのだろうけど、その取材に乗っかる形で、自分たちはもう庶民に染まっているんだということを生活感ある言葉で語っている。
「君臣の分義を守る」というきっちりとした決意があってこその態度だったのだと思った。
連載がとても長くて、過去のものがすべて読み切れないので、来週27日に、ぜひたくさんお話をうかがいたい。